このブログは「ぼく」が、FXの女神である「女神大先生」にFXを教えてもらう構成となっています。
「ぼく」と一緒にFXを教わりながら、FX取引に必要な知識と、FXの世界で生き残るための考え方を身に付け、FXを使ってお小遣いを貯めていきましょう。
一発逆転のギャンブルは置いといて、まずはお小遣いを稼ぐメンタルで進めるのが成功への近道です。
今回の内容：FXを始めるにあたり、最適な口座を選ぶことは非常に重要です。
口座選びによって、取引のコストやツールの使いやすさ、サポートの充実度が変わります。
この記事を読むことで、FX口座選びの基準や具体的な手順を理解し、失敗しない口座選びのコツを身につけることができます。
初心者が押さえるべきFX口座選びのポイント
「ぼく」は最近、FXに興味を持ち始めたが、どの口座を選べばいいのか分からなくて困っている。
多数のFX業者があり、それぞれの特徴も様々だ。
この中から間違った口座を選ぶと、大きく損することもあるかもしれない。
自分のお金を預けるから、怪しい会社は避けたい。
悩んでいても始まらない。
どうすれば良いのか聞いてみよう
ということで、FX女神大先生に聞いてみることにした。
爺ちゃんから引き継いだFXノートを開き、FX女神大先生を召喚する。
はい。こんにちは。
今日はどんな悩みがありますか？
ズバリ聞きます！
FXの口座はどれを選べばいいの？
なるほど、口座選びということですね。
では今回は口座選びのポイントについて説明しますね。
女神大先生はポケットからごそごそと紙切れを取り出し、ぼくへ差し出した。
その紙切れにはこう書かれていた。
今回の講義「初心者が押さえるべきFX口座選びのポイント」
1.FX口座選びの基準とチェックポイントを押さえる
2.通貨ペアと、スプレッドを比較しよう
3.使いやすい取引ツールの選び方も大事
4.サポート体制の重要性と確認方法
5.初心者向けの教育コンテンツが充実した業者選び
6.おすすめFX業者リストとその特徴
では説明していきます。
最適なFX口座を見つけるためのステップ
最初は口座開設で悩むこともあるでしょう。
何となく開設してみたけど、これで良かったのか不安に思うこともあるかもしれません。
そんな悩みを解消するため、確認するべきポイントをいくつか挙げていきます。
まずは結論から。
TVCMをやってる国内FX業者であれば、最低限は問題ないと思ってもらっても差し支えないでしょう。
その中から自分に合うFX業者を選べるとより良いですね。
ただし、覚えておいてもらいたい点があります。
FX業者・口座選びは、トレードの成功に直結する重要な要素となる可能性も含みますが、
最終的には自分の腕・スキルが一番重要です。
口座選びで悩むことに時間を使うよりも、
デモトレードで練習するなどの修練に時間を使うことを優先してみてくださいね。
今回は初心者向けということで、国内FX口座を前提に説明していきます。
FX口座選びの基準とチェックポイント
FX口座開設の際には、以下の基準をしっかりとチェックしましょう。
- 国内FXか、海外FXか （今回は国内に絞って話を進めます）
- FX会社の健全性、信頼性
- サポート体制
- 取引可能な通貨単位
- 取引したい通貨ペアがあるか
- スプレッド比較
- 取引ツールの使いやすさ
- 初心者向けの教材
- キャンペーン
上記を確認しながら選ぶことになります。
FX口座選びは、新しい携帯電話を購入する時のようなものです。
見た目やデザインも大事ですが、実際に使ってみた時の使い心地や機能性が一番重要ということです。
サクサク操作できるかどうか、PCとスマホのどちらでも取引できるかどうか、など。
入金方法や、即時反映されるかどうか、なども抑えておくポイントになります。
これからFXをスタートする方へのお薦めの流れとして、以下を提案します。
１．FXの勉強を開始する。（本サイトや書籍などなど）
２．勉強を継続しつつ、口座を開設
３．口座開設できたら、FXの勉強と並行してデモトレード開始
４．デモトレードで取引ツールの使い方を把握しつつ、知識のアウトプット（実際の取引に落とし込む）
（可能であれば、このタイミングで取引手法やトレードルールを確立）
５．ある程度分かってきたらリアルマネーを入金（少額）し、リアルマネー口座でトレード
心理面のトレーニングはリアルマネーで行うのが手っ取り早いですが、
まずは練習なので最初は少額で始めましょう。
FX業者の健全性・信頼性
信頼性のある業者かどうかを確認するために、業者のライセンスや規制状況を確認します。
例えば、金融庁の登録を受けているかどうかを確認します。
また、倒産した場合を考慮して信託保全の仕組みも確認しましょう。
と、真面目に解説してみましたが、
TVCMで見たことのある国内の会社であれば大雑把に「大丈夫」と考えても良いですよ。
最低限必要な要素は揃っているはずですし、
TVCMで見かけるレベルであれば資金もあるので、突然の倒産も無いでしょう。
もし倒産することがあっても、信託保全されているのであれば（ある程度時間がかかるかもしれませんが）口座の残金も戻ってくるでしょう。
大前提として、最初は少額から始めるようにしてください。
500万円を全額入金！なんてことはせず、例えばその中から100万円だけ入金して始めましょう。
また、一番最初は10万や5万円で挑戦してみて使い方を学ぶのが無難といえます。
もちろんリアルマネーの入金は、ある程度FXの勉強を行った後にしましょう。
サポート体制を確認しておこう
FX会社を選択するポイントとして、サポート体制が整っているかどうかも重要になりますね。
サポートの対応時間や問い合わせ方法（電話、チャット、メールなど）を事前に確認しておくと安心です。
例えば、24時間対応のサポートや、土日のサポート、複数の問い合わせ手段を提供している業者は安心感があるといえます。
もし口座開設時に分からない部分があれば、実際に問い合わせをしてみるのも良い方法ですよ。
対応の速さ・質をチェックしてみてくださいね。
最近はスマホだけでも取引を行えますが、PCの大きな画面だとチャート分析が行いやすいです。
PCの知識が少なく心配な場合は、サポート担当者に力を借りながらPCでの環境を整えることが出来るようになるでしょう。
最小取引単位も必ず確認
最小取引単位もポイントです。
１回取引するときに、最低どのくらいのお金が必要になるのかが分かります。
最小取引単位により、必要証拠金が異なってくるためです。
米ドル/円での参考値で説明します。
レバレッジ25倍、ドル円のレートが130円とした場合、必要証拠金の目安は以下になります。
1000通貨の場合： 5,200円
1万通貨の場合： 53,000円
10万通貨の場合： 520,000 円
レートやレバレッジによって異なりますが、以下で確認してみてください。
必要証拠金の目安：–
日本のFX会社の場合はレバレッジは最大25倍になります。
5万円未満の少額で始めたい場合は、1000通貨単位で取引できる業者を選択する必要があるということが分かります。
通貨ペアとスプレッドを比較しよう
次に、取引にかかる通貨ペアとスプレッドをみていきましょう。
どちらも重要な要素です。
「通貨ペア」は取引可能な通貨のペアです。
代表的な通貨ペアとしては「米ドル/円」、「ユーロ/ドル」などがあります。
主要な通貨ペアはどこでも扱っていると思いますが、
FX会社によっては、マイナーな通貨ペアの扱いもあります。
どうしてもマイナー通貨ペアで取引したい場合には、それらの取り扱いのある会社を選択します。
「スプレッド」は取引ごとにかかる手数料のようなものです。
スプレッドは狭い・広いと表現しますが、
スプレッドが広いとそれだけ手数料がかかるということになり、利益が削られてしまいます。
上図は少し大げさな図になっていますが、このイメージで考えてください。
「買い値」と「売り値」に差があって、その差がスプレッドということになります。
スプレッドの幅はFX会社ごとに異なります。
会社ごとのスプレッドを比較し、最もコストパフォーマンスの良いFX会社を選びましょう。
また、スプレッドは通貨ペアごとに異なるので、取引したい通貨ペアがあるのであれば、該当通貨ペアのスプレッドも確認しておくとよいでしょう。
注意事項として、マイナー通貨ペアは取引量も少なく、値動きも激しく、スプレッドも広い傾向があります。
通貨ペアの選択肢が多い分には良いですが、最初は「メジャーな通貨ペア」や「スプレッドの狭い通貨ペア」を選んで取引するのが良いでしょう。
使いやすい取引ツールの選び方
取引ツールの使いやすさも重要です。
重要ではありますが、FX会社ごとに取引ツールが決まっていることが多いので、
FX会社を選ぶと取引ツールも確定すると思ってください。
（一部、Meta Trader、TradingViewなどの他社の分析・取引ツールを利用できる会社もあります）
細かく比較して逆に混乱する場合は、神経質にならなくても大丈夫です。
ざっと以下を比較して、自分の取引スタイルに一致するかを確認してください。
- 対応プラットフォーム（PC向け、スマホ向け、iPad向けなどを確認）
- チャート表示の機能（複数同時表示）
- チャート分析機能の充実度（インジケーターの種類、描画機能）
少なくともスマホ版・iPad版が無いと困ると思うので、ここは必ず確認しておきましょう。
PCで取引する場合には、PC向けの取引ツールも必要になります。
※基本的には複数プラットフォームで対応しているとは思います。
また、自動売買を行いたい人は、それらに対応していることも確認すると良いでしょう。
※初心者の場合、自動売買はお薦めはしません
FX会社から提供される公式取引ツールとは別に、以下のチャートソフトも併用することが可能です。
MT4(MetaTrader4)、MT5(MetaTrader5)、TradingViewなど。
これらのチャートソフトはプロのトレーダーも利用しているもので、豊富な分析機能でチャート分析/テクニカル分析を行うことが出来ます。
もし公式の取引ツールでチャート分析を効率的に行えないと思った時には、上記のMT4/5、TradingViewも利用してみてください。
初心者向けの教育コンテンツが充実した会社選び
初心者向けの教材を提供している会社は、FXの基礎を学ぶ上で非常に有用です。
FXに関しての普遍的な知識は本サイトでも分かりやすく説明していきますが、
FX会社独自の取引ツールの使い方に関してはFX会社の教材の方が便利ですよね。
ウェブセミナー（ウェビナー）やオンライン講座や動画コンテンツなど、様々な教材が揃っているFX会社を選ぶと、学びながら取引を進めることができます。
例えば、定期的にセミナーを開催している会社や、ビギナー向けのチュートリアルを提供している会社は非常に助かります。
口座開設に関わらずにアクセスできるコンテンツも多いので、活用できるものはフル活用してスキルを伸ばしていきましょう。
キャンペーンも忘れずにチェックしよう
FX会社はキャンペーンも行っていますので、忘れずにチェックしておきましょう。
最初の方で、「FX口座選びは、新しい携帯電話を購入する時のようなもの」と言いましたが、
FX会社も携帯キャリアと同じように、様々なキャンペーンをやっています。
口座を開いたら即キャッシュバック！なキャンペーンは基本的には無く、
「口座を開いてから、〇〇円入金して、〇〇日以内に通貨ペア××で、△△万通貨以上を取引した場合にキャッシュバック」という条件になっていると思います。
少額入金の取引の場合はキャンペーンの条件をクリア出来ない可能性はありますが、キャンペーン目的の取引にならないように注意してくださいね。
財布と相談しながら、資金を守る取引を行うことを忘れないでください。
おすすめFX業者リストとその特徴
詳細はHPで確認してもらうとして、
ここではいくつかのおすすめFX業者について一覧でまとめた内容を紹介します。
気になる口座があれば、各FX会社で詳細な内容を確認の上で口座開設の第一歩を進めてください。
| 口座名 | DMM FX | FXネオ | LION FX | FXTF GX-FX | MATRIX TRADER | みんなのFX | 松井証券 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 企業名 | DMM | GMOクリック証券 | ヒロセ通商 | ゴールデンウェイ・ジャパン | JFX | トレイダーズ証券 | 松井証券 |
| 最低取引単位 | 1万～ | 1000～ | 1000～ | 1000～ | 1000～ | 1000～ | 1～ |
| 通貨ペア数 | 21 | 19 | 54 | 30 | 41 | 33 | 20 |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 ※ | 無料 | 無料 | 無料 |
| スプレッド USD/JPY | 0.2銭～ | 0.2銭～ | 0.2銭～ | 0.2銭～ | 0.2銭～ | 0.2銭～ | 0.2銭～ |
| EUR/JPY | 0.4銭～ | 0.4銭～ | 0.4銭～ | 0.4銭～ | 0.4銭～ | 0.4銭～ | 0.4銭～ |
| GBP/JPY | 0.9銭～ | 0.9銭～ | 0.9銭～ | 0.6銭～ | 0.9銭～ | 0.9銭～ | 0.6銭～ |
| EUR/USD | 0.3pips～ | 0.3pips～ | 0.3pips～ | 0.3pips～ | 0.3pips | 0.3pips～ | 0.3pips～ |
| 健全性、信頼性 | 信託保全 | 信託保全 | 信託保全 | 信託保全 | 信託保全 | 信託保全 | 分別管理＆ 投資者保護基金にて保障 |
| 取引ツール Win | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Mac | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| iPhone | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| iPad | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
| Android | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| その他 | AppleWatch/ WearOS | TradingView/ MT4 (MT4口座) | MT4 | TradingView | 自動売買 | ||
| 詳細はHPで | 【PR】 【DMM FX】 の詳細はこちら | 【FXネオ】 の詳細はこちら | 【PR】 【LION FX】 の詳細はこちら | 【PR】 【FXTF GX-FX】 の詳細はこちら | 【PR】 【MATRIX TRADER】 の詳細はこちら | 【みんなのFX】 の詳細はこちら | 【松井証券】 の詳細はこちら |
| デモ口座 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
| メールのみで デモ取引可能 | 登録不要で スマホで デモ取引可能 | ||||||
| スキャルピング | OK | OK | |||||
| サポート体制（電話） | 月～金 24時間 | 月～金 8～17時 | 月～金 24時間 | 月～金 8～22時 | 月～金 8～20時 | 月～金 7～22時 | 月～金 7～24時 |
| 初心者向け教材 | コラム、 用語集 | 教材あり | 動画セミナー | 動画コンテンツ、 会員限定情報 | 教材、 動画コンテンツ | 動画セミナー、 動画コンテンツ | |
| 備考 | 自動売買で EA/スクリプト 取引手数料が 発生する場合あり |
まとめ: 開設しないと始まらない
FX口座選びは、あなたの取引経験を大きく左右します。
しっかりと基準を確認し、自分に最適な口座を見つけることが成功への第一歩です。
とはいえ、「口座次第で大勝利！」というほど優しい世界ではありません。
まずは少額でスタートする前提で、とりあえず第一歩を進めてみましょう。
口座を開設しないとFX生活も始まりませんからね。
取引しないと分からない部分もあるので、
デモ取引で試してみるのがリスクも無いので良いかもですね。
そうですね、デモ口座で試してみようと思います
では今日はここまで。
振り返り: 初心者が覚えておきたいFX口座選びのポイント
ぼくは女神大先生の講義中にメモした内容を読み返し、今回教えてもらった内容を振り返った。
・ぶっちゃけどこのFX口座でも良さそう？
・最小取引単位は要チェック
・取り扱い通貨ペアと、スプレッドは事前に確認しておく
・取引ツールは自分の使う端末に対応しているか確認
・サポート体制の確認
・教材も充実していると良いが、口座開設に関わらずに閲覧できるものがある
うーん。自分に合うFX口座はどれだろうか・・・
